『社長のボヤキ』
2004.3.11
今日は暴風雨である。いつもの早朝散歩も休むこととした。
三男坊と、朝6:00に話をすることにしていたが、起きて来ない。それではと、起こしてみてもダメである。
近年、意図的に社員の若返りを試みている。我社の存続が狙いなのだが、どうも手答えがない。リスクマネージメントに全く欠けている社員が多いのである。「何か起きたらどうする・・・」考えられないのである。
すべからく、多分彼らの考え方は「起きたら起きたで、その後考えれば良いのでしょう」又は、「職場は楽しければ良い」「どうせ誰かがやるんじゃない?」どっこい我社の会社使命はちょっと違うのである。人の命を預かっている部分が多いのである。
「何か起きたら・・・」ではなく、何も起きない様にしないと、会社全体の信用がなくなってしまうのである。それも長年築いたものが一瞬に。
「もし事件が発生したら・・・」くらいは、最低限自分のポジション内で準備しておかなければならないのである。近頃、いわゆる種々保険の普及が依存心の強い考え方に拍車をかけているのかも知れない。
来期から、国際交流課を社内に新設することにした。「リスクマネージメント研究課」と言い換えた方が良いのかも知れない。国外に於いては、「何か起きたら・・・」イコール「死」なのである。
アフガンが危険だとか、イラクが危険とか、かしましいが、米国の恐ろしさはどなたも云わない。ルールと常識を間違えれば、即、「死」である。
日本ほど、平和で安全な国はない。近い将来、日本は「少子高齢化」現象より、外国人を大量に移住させるに違いない。必死になって稼ごうとする外国人と、「チョロイ日本人」、何があっても不思議ではない。
紛争地域でのボランティア、国益、社益のためのボランティア。薬剤師職業を今一度、検証することが大事である・・・。
と云うことで、「薬剤師職業ってのは、本来リスクマネージャーなんじゃないのかな」と気付き、新課を作ってみた。責任者は、二度目の中東訪問となった、坂本賢薬剤師を任命した。
前回は、『さとうきびジュース』で見事失敗した彼。今回は何があるのやら・・・。
何事も経験、経験です。
津軽は一雨一雨毎に春が近づいて来ています。長い長い『氷の世界』でした。
|